日本だけではない?海外でもたこ焼きが人気の理由

たこ焼きは老若男女に愛される関西発祥の日本料理です。家族や友達でたこ焼きパーティーする光景も珍しいものではありません。また、ここ数年の間に、築地銀だこを中心にたこ焼きチェーン店が日本全国に展開しております。さらに、たこ焼き専門の居酒屋も登場するなど、その人気に限りがありません。そんなたこ焼きですが、海外でも人気です。その理由は果たして。本記事では「日本だけではない?海外でもたこ焼きが人気の理由」というテーマで解説します。

 

1.日本でたこ焼きが人気の理由

日本だけではない?海外でもたこ焼きが人気の理由

たこ焼きは日本でどのくらい人気なのでしょうか。たこ焼き発祥地大阪でのデータがありますので、紹介します。マイナビニュースによると「たこ焼きが好き 91.6%」「たこ焼きが嫌い 8.4%」というデータが得られました。「たこ焼きが好き」が圧倒的に多いことが分かります。日本全国にチェーン店が進出していることから、大阪だけでなく、国民の大半が「たこ焼きが好き」と推測します。なぜここまで日本でたこ焼きが人気なのでしょうか。理由をいくつか紹介します。

・手軽に食べられるから

・たこ焼きパーティーができるから

・アレンジが楽しめるから

・食感が好き

・たこ焼きを嫌いになる理由がない

・単純においしい

 

 

総評するとたこ焼きは簡単に作れる割に美味しく、エンタメ性に富んでいることから、日本人に愛されております。

 

 

2.なぜ海外でたこ焼きが人気なのか

海外の人にとってたこ焼きは完ぺきな料理と言われるほど評判はよいです。たこ焼きを食べるために来日する観光客もいるほどです。どうして海外でもたこ焼きは人気なのでしょうか。単純に「美味しい」と言う方が多く、たこ焼きは外国人のお口にも合うようです。他にも気に入られているポイントは

・見た目がキュート

・手軽に食べられる

・良心的な価格

・えび、チーズ、いかなどバリエーションが豊富

こんなところです。

一方で、アメリカやイギリスではたこ焼きを忌み嫌っている人が多いです。理由は「タコ」にあります。アメリカやイギリスではタコは「悪魔の魚」と言われているのです。見た目がぐにゃぐにゃして不気味なことと宗教上の理由で「悪魔の魚」と言われています。旧約聖書に「海や湖などの水中に住む生き物の場合、ウロコとヒレがあるものは食べてよいが、ないものを食べてはいけない」と書かれております。タコにはウロコとヒレがないので、タコを食べない人は聖書に書かれていることを忠実に守っているのです。

 

3.各国でのたこ焼き人気

台湾

台湾でたこ焼きは「章魚燒」と呼ばれてよく知られております。国民に大人気で、「日船章魚小丸子」というチェーン店は台湾国内に50店舗以上あります。連日行列ができるほどの大人気店で、台湾ではたこ焼きが浸透していることが分かります。台湾は親日国ということで、日本食の普及のしやすさがたこ焼きの人気につながっているのだと思います。

 

タイ

たこ焼きは、タイのバンコクでも人気があります。バンコクのたこ焼きは、サーモンやカニカマ、えびなど、具が選べます。必ずしもタコではないのです。ナイトマーケットには多くのたこ焼き店が出店しています。そのような中で、バンコク市内の高級住宅街でミニバンを使い、移動販売している「BLOC26ベイビー・オクトパス・タコヤキ」が大人気です。看板メニューはイイダコを丸ごと生地の中に入れて焼いたたこ焼き。通常のたこ焼き器ではイイダコがはみ出てしまうので、特注サイズのたこ焼き器を使用しています。タイでたこ焼きが受け入れられる理由が「カノムロック」です。カノムロックはたこ焼きにとても似ている焼き菓子で、タイで愛されたスイーツです。たこ焼きが出始めた時に、カノムロックに似ているとのことで話題になり、タイではカノムロックがあったからこそたこ焼きが受け入れられたのです。

 

フランス

たこ焼きはフランス人にも人気です。特にたこ焼きのソースがフランス人のお口に合うようです。また、フランスはチーズの本場であることからチーズたこ焼きがとても人気があります。

 

3.まとめ

日本だけでなく、海外でもたこ焼きは人気です。見た目の可愛さや、手軽に食べられることなどが理由に上げられます。特に台湾では、日船章魚小丸子というチェーン店50店舗以上あることから、台湾人にすっかり定着していることが分かります。たこ焼きにはまだまだ可能性がありますので、今後どこまで普及していくか楽しみですね。

 

 

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