海外で食べられているたい焼きに関して

日本ではお馴染みの「たい焼き」ですが、最近では海外でもたい焼きファンが増加しています。
今回はそんなたい焼きが海外で愛される理由や、外国のご当地たい焼き事情についてご紹介していきます。

①海外でたい焼きが人気の理由


昔から日本に旅行に来て、たまたま食べたたい焼きにハマってしまうというケースは良くありました。
世界的ロックスターであるエアロスミスのスティーブン・タイラーやジョー・ペリーが熱狂的なたい焼きファンというのは、ファンの間では有名な話です。
しかし、最近の海外でのたい焼きブームは、こちらも世界的に広く受け入れられている日本のアニメが強く影響しています。
「Kanon」や「To LOVEる」「しゅごキャラ!」などの海外でも大人気のアニメの印象的なシーンで、ヒロインが魚の形の“何か”を美味しそうに食べている事に多くの人たちが強く興味を惹かれたのです。

②海外のたい焼きはちょっと違う?

アニメブームの影響もあって世界中にファンを増やし続けているたい焼きですが、一部の国を除き、たい焼きの中に入れるあんこが手に入らないところでは、一風変わった中身が入れられる事も多いです。
例えばあるアメリカのたい焼き屋さんでは、たい焼きの中にあんこでは無くチーズやチキン、ベーコンやジャガイモなどを入れたハンバーガー感覚のたい焼きが人気です。
他にも日本でも割と定番のカスタードやチョコレート、さらにはマシュマロやクッキーが入っているような物も好まれていて、日本では食べられないような味のたい焼きがご当地たい焼きとして定番化していたりもします。

③海外で人気のたい焼きの中身

・アップル&シナモン
たい焼きの中にシナモンを振りかけた薄切りのりんごを入れ、焼きあがったらお好みでメイプルシロップやホイップクリームを乗せていただきます。
日本のたい焼きのイメージとは大きく違い、パンケーキやワッフルのような感覚で食べられているようです。

・チーズ&ベーコン
刻んだベーコンとチーズをたい焼きの中に入れ、ブラックペッパーを振りかけて味にアクセントを付けたたい焼きです。
表面がこんがりと、中のチーズがトロリととろけたところを熱々のうちにいただきます。
お店によってはピザソースやミートソースのような物が入っていたりもして、こちらはピザ感覚で愛されているみたいですね。

・板チョコ
こちらはAmazonなどで購入したたい焼きで、外国の方がご家庭で良く作られるたい焼きです。
チョコソースなどでは無く板チョコをそのまま入れたり、クッキーやナッツなどを中身や生地に練り込んだりして食べる事もあります。
こちらは特にアメリカなどで人気の食べ方のようです。

④まとめ 日本にも海外のご当地たい焼きが逆輸入されるかも?

海外で人気急上昇中のたい焼きですが、日本にもクロワッサン生地の生クリームが乗っかった物や、海外で人気のベーコン・アップル&シナモンのような中身のたい焼きがあります。
今後は海外から変わった味のたい焼きが逆輸入される可能性も大いにあるでしょうし、国内でもこれからたい焼きの進化はどんどん進んでいきそうです。"

おすすめの記事