たい焼きの作り方

 

ふっくらと美味しく焼き上げる作り方編

 

たいやきを自宅で美味しく作ってみたいけれど、美味しい作り方が分からない…という方や、たいやきを作りたいけど、どうしても失敗してしまう、お店のように作ることが出来ない…ということで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ふっくらと美味しいたいやきを作るためには、さまざまなコツがあるといえるでしょう。ちょっとしたコツで美味しく作ることが出来ます。

そこで、たいやきの美味しい作り方とはどのように作れば良いのでしょうか。

まず、たいやきを美味しく作るためには、その生地の材料の割合というものが大切です。これをおざなりにすると、ふっくらと仕上げることが出来なくなってしまいます。まずは、ミックス粉が1000g、そして冷水が1300ccという割合で、生地を作ります。さらに、卵を入れたいという場合には1~6個をお好みで入れるようにしましょう。さらに、ハチミツを入れるなら、100グラムほど入れることで、さらに美味しく作ることが出来ます。

まず、水と粉をボールに入れて、泡立ちの後が残るぐらい、よくかき混ぜるようにします。

そしてたいやき器に油を敷き、弱火で数十分間火を通し続けるようにしましょう。油をまずはしっかりとこのようになじませてから、再度焼くときに、油を軽く敷くようにすると良いでしょう。生地を落としていき、斜めに傾けてしっぽの方まで生地が流し込めるようにします。

次に、あんこを入れるようにします。あんこを入れるときには、真ん中の方に定量入るようにしましょう。生地を落としてから時間がたつと、たくさんいれることができませんので、あまり長く時間がかからないようにすることが、上手く入れるためのポイントです。

焼けてきたら、その前に目打ちで押していくようにします。

そして裏返していきます。あんこはやや生のようでも、裏返したときにはこの状態でも大丈夫です。ひっくり返すことで、あわせの方にも火が入るので、しっかりと火が通ります。あわせの方にも生地を流し込み、速やかに合わせていきます。

そしてズレを修正しながら、火を通していきます。

しっかりと火が入れば、その後網の上に置き、あら熱を取っていきます。焼きたてが一番美味しいのですが、焼きたてはやけどをしやすいので注意をするようにしましょう。

割ってみて、生焼けになっていないかどうか確認することで、美味しく仕上げることが出来ます。

表面がかりっとしていたら、ちょうど火が入っていて、美味しくなっています。

弱火でじっくりと焼くことが美味しく仕上げるコツです。

ぱりっとおいしく焼き上げる作り方編

表面をパリッと焼き上げられて、さっくりと割れる生地と、ほっくりと甘い小豆餡・・・。

そんなたいやきは、デパ地下の専門店や屋台でしかお目に掛かれないと思っていませんか?

確かに、「この道ウン十年…」や「毎日何十個もの…」なんて域の職人さんと同等の物が作れるとは思えません。

しかし、ちょっと基本を押さえるだけで、お家でもぐ~んと美味しいたい焼きが作れます。

今回はそんなたいやきの作り方をお教えします。

用意するもの

※まずはたいやき器を用意しましょう

たいやき器にも業務用の気合の入った一丁焼きから、ホットサンドの付属プレートまで古今東西様々です。

既にご家庭にあるのならば、それを使っていただけそれで構いません。大抵はおいしく焼けると思います。

しかし、これからご購入されるのでしたら以下の点にご注意ください。

・電気式の場合 焼き面に使われているプレートが分厚いものを選んでください。薄いと焼きムラの原因となります。

・直火またはIHの場合 持ち手が丈夫なものを選んでください。壊れたらそこでお終いです。

・鉄製の場合 油慣らしはあらかじめ済ませてください。焦げ付きの原因となります。

もう一度言いますが、大抵は美味しく焼けます。そんなにこだわらなくていいんです。

下準備

※生地を作ろう

たいやきを構成するのは生地と餡子の2つです。

このうち、餡子についてはゆであずきの缶詰やカスタードなどで簡単に済ませてしまって構いません。

拘るのであれば近所の和菓子屋さんで餡子を購入するのもアリです。

かわりに、生地についてはしっかりと分量を量って自作しましょう。

というのも、たいやき用のミックス粉というのは業務用の大容量以外、なかなか見つからないからです。

材料

以下に基本的な分量を記します。

・薄力粉     200g 可能なら製菓用のもの

・ベーキングパウダー 4g

・重曹      4g なければベーキングパウダーで代用

・砂糖      20g はちみつなどでも可

・水(冷水)   100g

・牛乳      100g ふんわりします、なければ水で

・卵(Mサイズ) 1個

・サラダ油    5g 生地の焦げ付きを防ぎます

粉類をザルでふるってから全部の材料をボールで混ぜればそれで生地の出来上がりです。

ここで注意していただきたいことは

・練らない ダマが残らない様にと混ぜすぎると、へんなコシが出ておいしくなりません。

・ホットケーキミックスで代用しない まずくはありませんが、どうあがいてもホットケーキの味にしかなりません。

以上です。

※さあ焼きましょう

残すところは焼く作業のみです。お手持ちのたい焼き器の焼き方を参考に焼いて下さい。

それでおいしく焼けるはずですが、やはりいくつか注意点があります。

・最初に十分な予熱を 鉄製の物は特にしっかりと、予熱不足は焦げ付きの原因となります。

・生地も餡子も欲張らない 入れすぎると、焼いてる時にこぼれる上に押しつぶされてふんわりしません。

・調理中の火力は弱火で 弱火の遠火が基本です。じっくりと火を通してください。

以上が、たいやきの焼き方と、その際の注意点です。

いかがだったでしょうか?たいやきを作るのに難しいことは何もありません。

皆さんも是非おいしいたいやきをご家庭で作ってください。