タイのバンコクでたこ焼きに人気がある理由

■なぜタイのバンコクでたこ焼きが人気なのか?

たこ焼きは、タイのバンコクでも人気があります。ナイトマーケットにたこ焼きの屋台も並んでいます。バンコクのたこ焼きは、具が選べます。サーモンやカニカマ、エビなど。魚介類であることが多いようですが、バンコクのたこ焼きの具は必ずしもたこではないのです。初めてこの事実を知った時はとても驚きました。しかしたこが苦手な人もいるでしょうし、中身が選べた方が楽しめて万人受けするのかもしれませんね。もはやたこ焼きと呼んでいいのかわかりませんが、バンコクの人々はたこ焼きを自分たちの好きなようにアレンジして楽しんでいます。

■豪快なメニューが人気!バンコクの移動販売たこ焼き店

タイのバンコクでたこ焼きに人気がある理由

タイのバンコクでたこ焼きに人気がある理由

タイのバンコクで人気なたこ焼き店をご紹介します。ミニバンで移動販売をしている「BLOC26ベイビー・オクトパス・タコヤキ」です。バンコク市内の高級住宅街で営業しています。お店の名前にもなっている「ベイビー・オクトパス・タコヤキ」はこの店の看板メニューで、イイダコを丸ごと生地の中に入れて焼いています。このお店では通常のたこ焼き器ではイイダコがはみ出してしまうので、特注サイズのたこ焼き器を使用しているようです。豪快でお得な感じのするメニューですが、なんと3個で120バーツ(約416円)で購入することができます。このリーズナブルで手軽な値段設定も、バンコクでたこ焼きが人気な理由と言えるでしょう。また移動販売を住宅街で行うとなると、お店の方から自宅付近に来てくれます。この手軽さもバンコクの人々に受けているのではないでしょうか。日本でもたこ焼きの移動販売を始めたら受けるのではないでしょうか。

■タイでたこ焼きが受け入れられたきっかけ「カノムクロック」

実はタイには、たこ焼きに非常に似ている食べ物があったのです。屋台で販売されている焼き菓子「カノムクロック」です。カノムクロックは、米粉などをココナッツミルクで溶いて焼いて作られます。見た目はたこ焼きに似ていますが、カノムクロックはたこ焼きのように回転させながら焼いて作るわけではありません。片面を焼いたものを2枚重ねて球状にします。作り方が違う為、カノムクロックはたこ焼きのように真ん丸ではありません。2枚の生地を重ねている分、小さなどら焼きのような形をしています。しかし遠目で見るとその見た目は本当にそっくりです。そもそもの生地の色が似ているので、そっくりに見えるのでしょう。たこ焼きのソースやマヨネーズを塗る前の状態と見比べるとよく似ています。たこ焼きが出始めた当初はそっくりだということで話題になったようです。カノムクロックはたこ焼きのように具が入っているわけではありませんが、ねぎやコーンが入っています。焼き菓子と言いつつお食事系スイーツなのです。先にこのカノムクロックがあったからこそ、たこ焼きは受け入れられたのでしょう。きっかけはカノムクロックに似ているから、という理由で食べ始めたようですが、たこ焼きは今ではしっかりと、バンコクでその存在を確立しています。

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